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【炎上】東名煽り運転控訴審差し戻しはなぜ?ネットでは疑問の声も

2019年12月6日、東名煽り運転事故の判決が覆り、懲役18年とした一審裁判員裁判判決を破棄し、横浜地裁に審理を差し戻したことが判明しました。

審理手続きに違法があったためだと指摘がありますが、一方でネットでは「なぜ控訴審差し戻しになったのか全く理解できない」といった声が多く寄せられ、多くの方が疑問に思っています。

なぜ控訴審差し戻しになったのでしょうか?

今回は、東名煽り運転控訴審差し戻しになった理由について詳しくご紹介したいと思います。

東名煽り運転事故について

東名煽り運転事故が発生したのは2017年6月のこと。

亡くなれた被害者の男性から、駐車方法を注意されたことに腹を立て、石橋和歩被告(当時25歳)が時速100キロ近い速度で被害者らの車に追いついたのちに煽り運転を繰り返し、無理やり被害者らの車を停止させた上に、後ろからやってきたトラックが追突したことで被害者2名を死亡させました。

事故前、加害者(事故および逮捕当時25歳・福岡県中間市在住)は事故現場から約1.4キロメートル(km)手前の東名高速道路・中井パーキングエリア(PA)で自身の北九州ナンバーの自家用車を所定の駐車場所以外に駐停車していたところ、被害者男性(事故当時45歳)から注意されて逆上した。

21時33分ごろ、加害者は東名高速下り線(54・1 – 54・8キロポスト)上で被害者男性の妻(事故当時39歳)が運転していた静岡ナンバーのワンボックスカー(トヨタ・ハイエース)に対し、通行を妨害する目的で被害者のワゴン車の前に割り込んで急減速したり、ワゴン車が自車との衝突を回避すべく車線変更するとその進路を妨害するためワゴン車の直前に車線変更するなど、約700メートルにわたって妨害行為を計4回繰り返した。

21時34分ごろ、加害者はワゴン車を路上(下り線54・8キロポスト上・片側3車線道路の第3車両通行帯)に停車させ、降車してワゴン車に詰め寄ると被害者男性につかみかかり「高速道路に投げ入れるぞ」「殺されたいか」と怒鳴りつけ、男性の胸ぐらをつかむなど暴行を加えた。加害者は同乗していた交際相手の女性から「子どもがいるからやめて」と諫められたことで暴行をやめ、ワゴン車を離れて自車に戻ろうとしたが、その途中(21時36分ごろ)には後続の大型貨物自動車を被害者のワゴン車に追突させて自車に衝突させる事故を誘発した。この事故により被害者男性と妻が死亡したほか、被害者夫婦の娘2人(当時15歳の長女・11歳の次女)を負傷させ、自身も重傷を負い入院した。

(引用:Wikipedia)

東名煽り運転控訴審差し戻しはなぜ?

加害者である石橋和歩被告による身勝手な犯行ですが、なぜ控訴審差し戻しになったのでしょうか?

一審では、「懲役18年」を言い渡されており、被告側が控訴していました。

おととし神奈川県の東名高速道路で、あおり運転の末に家族4人を死傷させた罪に問われた被告について、2審の東京高等裁判所は、1審に続いて被告の行為は危険運転の罪に当たると判断したうえで、1審の手続きに違法な点があったとして1審で審理をやり直すよう命じました。

(引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012204311000.html)

 

一方で、一審の裁判官が公判前整理手続きの段階で「同罪の成立は認められない」と表明した点の違法性を検討。裁判員のいない場でこうした見解を示したことは「裁判員法に違反する越権行為」で、これによって一審の弁護人は「同罪が成立しない」との前提に立ち、公判で十分な防御ができなかった可能性が高いと指摘。裁判員も含めた審理で見解を変え、判決で危険運転罪を認めたのは「不意打ち」だとした。

(引用:https://www.asahi.com/articles/ASMD63J8ZMD6UTIL018.html)

◆横浜地裁が裁判官だけの話し合いで危険運転致死傷罪が成立しないと判断

◆公判前整理手続きで検察側、弁護士側にも見解を表明

◆横浜地裁は審理中に見解を変更。危険運転致死傷罪の成立を認めて有罪の判決を下す

◆横浜地裁が判決を言い渡す前に弁護人に説明せず

つまり、今回の件は横浜地裁が判決を下す前にきちんと弁護人に説明する必要があったということですね。

横浜地裁側からの説明がなかったことで、弁護人側にとって上記の引用の通り不意打ちを受けた結果になってしまい、結果として控訴審差し戻しとなった模様です。

このような結果になり、一部では「裁判員制度そのものが無意味では?」といった疑問の声がネット上で寄せられています。

東名煽り運転控訴審差し戻しに対するネットの反応

まとめ

東名煽り運転控訴審差し戻しになった理由についてご紹介しました。

原因は横浜地裁側から判決が下る前に、弁護人側に説明をしなかったことからでした。

裁判の複雑さを物語る一例ですが、今回の件で憤りを感じる方、疑問の声を上げる方など少なくありません。

事件発生当時も、大きな波紋を呼んだ今回の件ですが、裁判においても今後大きな騒動に繋がるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。