新型コロナウイルス感染拡大によって起きたトイレットペーパーの買い占め騒動。
これによってマスクや消毒液だけでなくトイレットペーパーやティッシュペーパーまで品切れが相次ぎましたが原因は何なのでしょうか?
また、現在の在庫状況も気になるところですね。
今回は、トイレットペーパー買い占め騒動が起きた理由(原因)と現在の在庫状況について調査してみました。
トイレットペーパー買い占めで品薄状態に!

日本でも猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大問題ですが、マスクや消毒液の次にトイレットペーパーの買い占めによって品薄状態になる店舗が相次いでいるようです。
オイルショックを彷彿させる事態に、ネットでも悲痛な声が聞こえてきます。
完全にトイレットペーパー難民になってる😰😰おかげでマスクは買えましたけど😑😑
— kilua❤ (@nagisuk) March 1, 2020
普通にトイレットペーパーをそろそろ買わなきゃいけない時期なんだけど、全て完売。
もはや集団ヒステリーやんこれ。
もしも皆が思ってる危機に陥ったら無政府になるので堂々とトイレットペーパー強盗するから焦るつもりは無い。
— MONGER (@xxNOW_LOADINGxx) March 1, 2020
トイレットペーパーないのいい加減腹立つ…
— 黒宇(くろう)@無言お迎え&フォロバ (@Gamisan_0718) March 1, 2020
なぜマスクや消毒液だけでなく、トイレットペーパーまで品薄状態になってしまったのでしょうか?
トイレットペーパー買い占めの理由(原因)はなぜ?
新型コロナウイルスによって起きたトイレットペーパーの買い占め騒動。
これにより、多くの店舗で品切れや品薄状態が相次いでいますが、なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか?
主な理由(原因)は、調べてみたところ3つあるようです。
1つ目が、「マスクの材料に紙が多く回されるため、よって紙が不足する」という説です。
マスクとトイレットペーパーは、同じ紙でできています。
マスクが常に不足していること、稼働力を高めて生産することなど、これらの要素を踏まえて今後はトイレットペーパーを始めとした紙製品が不足するのではないかという予想が広がったようです。
ですが、トイレットペーパー製造元や販売元は、この説をデマだとして否定しています。
というのも、マスクとトイレットペーパーの材料が厳密には異なるためです。
マスクは一般的に繊維を重ね合わせた「不織布」から製造されますが、トイレットペーパーは再生紙(パルプ)から作られており、マスクとは無関係となるからです。
よって、マスクの増産によってトイレットペーパーを始めとした紙製品が不足することはありません。
2つ目は、「トイレットペーパーの製造元が中国のため、製造できなくなる」という説です。
この説は、とあるネットユーザーからの発信によって生まれました。
マジでデマながしたこいつ許すな#トイレットペーパー #コロナウィルス pic.twitter.com/0ed8dAqfWj
— tappen13 (@tappen_13) February 28, 2020
この説(デマ)を流したネットユーザーは、現在ツイッターのアカウントが削除されているようです。
しかし、他のSNSアカウントが特定され、炎上しています。
トイレットペーパー買いに行ったら全くなかった
デマ情報のせいで、本当に必要な人に生活必需品が出回らない
そのデマ情報に踊らされる人間もアホすぎる😩韓国ではデマを流した人が捕まったけど、日本でも捕まらないかな
— A chan♡ (@kamiramikajudge) March 1, 2020
トイレットペーパー品薄のデマ元の人地元が同じということに驚き
何を思って呟いたのかは知らないけどただただ申し訳ない……感染者が出ていない地元でさえ品薄状態が続いているのに— まひる (@ma1hi2ru1) March 1, 2020
しかし、こちらの説も当然ながらデマです。
というのも、トイレットペーパーは国内で製造されているからです。
調べによると、国内製造率は98%にも及ぶそうです。
しかし「マスクとトイレットペーパーの材料は異なる」「日本国内に流通しているトイレットペーパーの98%は国内生産で賄っている」ため、トイレットペーパーの供給が停止することは「99%あり得ない」と断言していた。
(引用:https://megalodon.jp/2020-0229-1056-18/https://sirabee.com:443/2020/02/28/20162266714/)
トイレットペーパーの供給が止まることも「ありえない」と否定していますので、今後のトイレットペーパーの入荷を心配する必要はありません。
そして3つ目が、「中国から原材料を輸入できなくなる」という説です。
つまり、日本で製造されているトイレットペーパーの材料を中国から輸入しているため今後は不足するという見方です。
しかもとあるドラッグストアに来店した客が「中国でトイレットペーパーの工場が封鎖され、入ってこなくなる」と話していたと報じられています。
しかし、こちらの説もデマだそうです。
国内で流通しているトイレットペーパー生産の中国依存率はわずか2.3%だそうです。
仮に中国の工場が閉鎖されても日本での生産は可能だと報じられています。
これらのデマによって、今回のトイレットペーパーの買い占め騒動が起きたことが明らかになりました。
トイレットペーパーの現在の在庫状況は?

トイレットペーパーの買い占めが相次いだ店舗の現在の在庫状況はどうなっているのでしょうか?
店舗側もデマであることを強調して知らせたため、在庫状況は落ち着いているかと思いましたが、地域によって異なるようです。
十分な在庫がある店舗があれば、まだ売り切れている店舗も存在するようです…。
#在庫潤沢
コストコ浜松倉庫店に腐るほどトイレットペーパーあった。 pic.twitter.com/j2lh7RHhsk— Hirofumi (@Hirofumistation) March 1, 2020
ツルハドラッグ北上駅前店、マスク、トイレットペーパーともにほぼ売り切れ
というわけで、JR北上線立川目駅前の薬王堂を調査しに行く。— 始期にゃん (@iwatetsu_R346) March 1, 2020
困るな。ほんとにトイレットペーパーないし。 たまたま、おととい買えたからよかったけど…。
見事に 売り切れ。
次、入荷したら 買い占めは やめて欲しい❗ほんとに欲しい人が買えないね— ようこ (@AbcYoko0615) March 1, 2020
トイレットペーパー作ってる製紙工場の側のドラッグストアでさえ、トイレットペーパーが売り切れなの笑える(笑)
— 由岐@筋腫持ち👶3m (@daruma915) March 1, 2020
朝ウォーキング6kmだん。
トイレットペーパー品薄はデマです。
落ち着いて行動しましょう。駅前の小規模店舗でも、これだけ入荷してます。
昨日、コストコで90個も買って言ったとかいう転売ヤーはとっとと滅んでくれ。
そして、デマの大元も特定されているから、とっとと逮捕して、報道してくれ。 pic.twitter.com/aDjcWQFnJm— あきら (@ameyok0) February 28, 2020
まとめ
トイレットペーパー買い占めの理由(原因)と現在の在庫状況についてまとめてみました。
このような騒動が起きた理由(原因)が、主に3つの説によって生まれたことがわかりました。
しかし、いずれもデマで、新型コロナウイルスによってトイレットペーパーが品薄状態になることは今後もないということです。
現在の在庫状況も、入荷がある店舗があれば、品切れになっている店舗と分かれているようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。